1: ごまカンパチ ★ 2016/01/15(金) 22:45:24.04 ID:CAP_USER*.net
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 青森県弘前市の農家グループ、下湯口ふくろう会と弘前大学の研究者が連携し、リンゴの木に大きな被害をもたらす
ハタネズミを、天敵のフクロウをリンゴ園に呼び戻すことで駆除する作戦を始めた。

同大学の研究で親もひなも1羽当たり1日2匹程度のネズミを補食することが分かり、営巣し2羽のひなを産めば、
ひなが独り立ちするまでの5カ月間に1家族が1200匹補食すると試算。今年は約50個の巣箱を園地に設置し、
営巣するのを待っている。自然との共生を利用した省力的な対策に期待が高まる。

・自然と共生、駆除省力化

 同会顧問の農家、石岡豊さん(78)が同大学でフクロウを研究する東信行准教授の講演を聞いたのがきっかけ。
東准教授は青森市浪岡でフクロウを調査し、巣から半径100メートル程度のネズミを1日2匹程度食べることを明らかにした。

 石岡さんは「昔はリンゴの大木があって、その空洞にフクロウが巣を作っていた。今はわい化栽培で木が小さく空洞がない。
フクロウを見なくなり、ネズミの被害も深刻になった」と被害の原因やフクロウの有効性に気付いた。

 そこで、巣箱を作ってフクロウを呼び戻そうと活動を始めた。フクロウは秋~冬に雄が巣を探すとみられ、3月上・中旬に産卵する。
1カ月後にひながかえり、5月上旬以降巣立ちしても、8月ごろまで家族で近くにすむとされている。

 同会は、農業後継者を主体に30人を超すメンバーが参加し、2014年4月に設立した。
市の補助で材料を購入して幅と高さ40センチ、奥行き80センチの巣箱を製作。
同年11月までに34個の巣箱をリンゴ園に設置したところ、5個の巣箱に営巣し、15年5月には8羽のひなが巣立った。

 石岡さんは14年に自前で製作した巣箱も8個設置し、うち1個に営巣、2羽が巣立ったという。
「半信半疑だったが、フクロウは巣に不自由していると感じた。巣を増やせばまだまだ入る。ネズミ対策の効果を上げるために、
全県的に取り組んでほしい」と期待する。

 同大学で研究を担当する岩手大学大学院連合の大学院生、ムラノ千恵さん(37)は、今後の研究で
「フクロウが好む営巣場所や産卵数とネズミの密度の関係を明らかにしたい」と力を込める。

 東准教授は「被害を我慢できる水準にネズミの密度を下げてくれる可能性がある。
営農しつつフクロウと人が共存できる社会が必要だ。そうできることを証明している」と強調する。

引用元: http://daily.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1452865524/